血液診療エキスパート悪性リンパ腫

この本は基本専門医向けの本です。自分は医者ではないので専門的な感想は書けない事をご了承ください医者意外だとこの病気に罹患した人や家族で覚悟のある人位一般人には物凄く難解ですが、読んでも損はしない充実した内容かと思います。--長所--01どのような治療（抗がん剤なんコースか？）が待ち受けるか分かる02病気の起因となるDNA構造の解説03治療後の再発の確立が分かる04抗がん剤治療の副作用、「肺がん、間質性肺炎（美空ひばりの死亡原因）」なる二次性発ガンを知る事になる05抗がん剤、特にダガルバジンやブレオマイシンの恐ろしさが分かる06リツキサンというすごい薬が適応なら、どれほど喜べるかその効果が分かる07リツキサンが適応で無い場合、どのような薬剤が使われ、副作用のガンになる確立があるのか分かる08どのような最後で苦しんで死ぬか分かる（臓器不全、播種性血管内凝固症候群等）09自分に残された残りの寿命が分かる--罹患者への注意--01罹患者の人で精神的に耐えられそうに無い人は読まないほうが治療に専念できます。02罹患者自身がよくても、もし家族に覚悟が無い場合見せないほうがいいでしょう覚悟がない人が下手に読むと頭がおかしくなります。03ダガルバジンの痛みが出た人は、気休めですが口にタオルを入れて思い切り噛みましょう--評価--★★★★★死ぬまでの過程を容赦なく冷静に淡々と記載一般人でもこの病気に罹患した本人や家族にとっては覚悟を決めれる本本人又は家族で相応の覚悟がある人は読む価値あり覚悟の無い人は読んではいけません治療に支障が出る恐れがあります。いつの日かこの病気が注射一本で治るようになる事を祈ります。--医療従事者の人へ--ダガルバジンの血管痛は本ではわからないかも知れません医療者の人に特に注意してほしいのが看護師さんによる『遮光の施工ミス』『悪い遮光方法』・写真をカスタマーイメージにUPしてあるので参照をお願いします。アルミホイルをケチらず点滴ホース、全てを綺麗に遮光してくださいこの僅かなミスで2時間ちょいの間、持続的な痛みに苦しみます。患者に特別な恨みが無い限りは綺麗に遮光をお願いします。人によりますが、一度この症状になると『温罨法』しようが『遮光』しようが痛いのは治まりません男ならタオルを口にいれ噛みながら声が出ないように我慢しましょうご家族がその場にみえる人は、吹き出る汗を拭ってもらったり背中を摩ってもらうと精神的に変わると思います。（気休めですが）人によりますが、次の日の体重計測で約2.4〜2.5キロ落ちます。以上長文失礼しました。 m(_ _)m