独り荒野をめざせ―趙治勲物語
独り荒野をめざせ―趙治勲物語
strong>本, 小堀 啓爾
独り荒野をめざせ―趙治勲物語
によって 小堀 啓爾
5 5つ星のうち1 人の読者
ファイル名 : 独り荒野をめざせ-趙治勲物語.pdf
ファイルサイズ : 18.93 MB
内容(「BOOK」データベースより) 本因坊戦十連覇の大記録、前人未到の境地に達した25世本因坊治勲の勝負の日々。ベテラン囲碁ライターの筆になる「天才棋士」の飾らざる素顔。 内容(「MARC」データベースより) ベテラン囲碁ライターが、前人未到の境地に達した25世本因坊治勲の勝負の日々を綴る。囲碁観・勝負観についてのインタビュー、第53期本因坊戦全棋譜も収録。
独り荒野をめざせ―趙治勲物語を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
.「将棋は人生経験と関係ない。私は将棋を技術と割り切って考える」と羽生は言った。趙との対談で補足して「人生経験と関係が全くないとは言わないけれど、それについて考えると考え方が甘くなるからそれは思わないということです。遊びも芸にプラスといいますが、遊びたいから遊ぶので。そして、そこに将棋を入れるのはおかしいし考え方として好きではない」と言う。対して、私も訊かれれば羽生さんと同じいい方をしますと言っている。.内弟子について、一年目はむしろ弱くなる。二年目に戻る。そして、三年目にぐーんと強くなって上に行く。そして、五年位たてばトップに躍り出ることが出来るようになる、そうでなければ来ない方がいい。やるからには裸になって、全部捨ててやらないと。そして、落ち込んでいく。そこから、這い上がっていく。.プロ野球の契約更改は何であんなに騒ぐんだろう。僕なら既に実績は出ているから二億と言われたら、いや、今まで通り一億で結構ですと答えるね。少しのおカネはほしいから。.張本の言葉も出て来る。二千五百本あたりから段々慾が抜けてきました。いわゆる無心、というか邪心がなくなって、自然にボックスに立てるようになりました。それからは、ヒットを打つたびに胸がジワッと熱くなり、自分で自分に感動しながらやった。、という感じがする。.もう一つ、小林秀雄の言葉、豊田泰光との野球談議の中で肉体というものは、自分のものでありながらこうも自分のいう事を聞かぬものか、スポーツの魅力はこの苦労から出て来ると。豊田の答えは、ただ、待つしかない。だった。趙治勲の生は、実に豊かに読めた。微笑。
0コメント